夢・一直線 輝く人、この指とまれ

名前 山本 佳美 さん
プロフィール ちばMDエコネット事務局長

輝く人:山本 佳美さん(以下:YY)
聞き手:ろこなび(以下:ろこ)


山本さんは、コミュニティカフェひなたぼっこ(以下、ひなたぼっこ)の運営をされていますが、出会いはどのようなものだったのですか?

私の妹が知的障害を持っていまして、小さいときから「なんで私と同じことができないのだろう?」と違和感があったのですね。
そして、障害を持つ人が施設で暮らしている日本の現状が分かってきて。そのときに、障害のある人が普通に自分と同じように生活できる環境にいられないのはおかしい!と強く思いました。それは家族皆が同じ思いだったのです。
そのとき両親が、ちばMDエコネットで活動していました。
今の障害者たちの状況が彼らにとって非常に生きづらいものなので、それを少しでもよくしたいと思い、自分にできることから始めよう、と在学中の1999年くらいから、ちばMDエコネットの農園を時々お手伝いするようになりました。


ちばMDエコネットはどういう活動をされているのですか?

80年代後半から、障害者も普通学校に通うという「インクルーシブ教育」を船橋で実現しようと活動している団体がもともとあり、1997年に障害のある人の社会参加をすすめていこう、とちばMDエコネットを設立し、1999年にNPO法人化しました。
団体名の意味は、「知的障害者を中心にした環境まちづくり」です。

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ちば・・・千葉
MD・・・Mental Disabilities
エコ・・・環境
ネット・・・ネットワーク
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小・中学校は、障害のある子も学校側で受け入れてくれることが多くなってきたのですが、高校となると試験もありますし、かなり難しいんです。ただ、だんだんと道がひらけてきています。


農園では何をされていたのですか?

まず初めに、船橋で遊休農地を貸してくれる人が現れたんです。そこで、グラウンドワークという、住民が行政、企業と一緒に地域をより良くしよう、という活動でもってその土地を活用しようということになりました。そのときに、千葉工業大学建築学科の鎌田研究室と私たちでもってどうするかワークショップをしたりして、検討しました。
今、農園は佐倉に移転し、「佐倉ミックスベリーファーム」と名づけ、ブルーベリーやブラックベリーなどを育て、そこで収穫したものをひなたぼっこでジュースやシャーベットにして提供しています。


『ひなたぼっこ』というドキュメンタリー映画は、このときの活動をフィルムに収めたものなのですね。

そうです。'99~'00年ですね。
完成後は全国で上映会をしております。
現在でも貸し出しを行なっていますので、興味のある方は声をかけてください。


そこから「ひなたぼっこ」はどうしてオープンすることになったのですか?

ひなたぼっこの立ち上げには初めから関わっているのですが、当時、ちばMDエコネットの事務所をさがしていたんです。事務所は、町の中の誰でも来ることができる場所に構えたいと思っていたところ、いまひなたぼっこがある場所が見つかりました。当時、妹が「ウェイトレスをやりたい」、という話をしていて、皆にも簡単なコーヒーや紅茶とケーキを出してゆっくりしてもらえたら、と思いまして。それでカフェを始めたんです。
2002年5月オープンを目標にがんばっていて、家具や家電は、住宅展示場に譲ってもらったり、引越しもアート引越しセンターに手伝ってもらいました。中二階の壁はなかったのですが、料理をするということで、地元の工務店に手伝ってもらって塞ぎました。手づくりのお店なんです。


現在はカフェ専属なのですか?

そうですね。カフェの立ち上げ時は非常勤講師として英語を教えていました。
2002年にちばMDエコネットの事務局長になったのですが、その頃もまだ県庁の嘱託職員で働いていました。専従になったのは2005年からですね。



カフェはこれからどういう風にしていきたいとお考えですか?

私がコミュニティアート・ふなばしというNPO法人に所属していたこともあり、3年間くらい「cafe-3-」というイベントを月1行なっていました。14:00から20:00までという長時間の間、表現活動、トークを織り交ぜたイベントです。
日韓メイクアップショーや、沖縄舞踊、tsuki no waのライブなどをやりましたね。
これからも様々な人が集まる場所にしたいので、コミュニティスクールを開いたり、アーティストの表現の場であったり、皆が余暇活動をする場所として利用してもらいたいです。
みんなそれぞれ悩みを抱えているのですが、生きていればいいことがある、それはふとした楽しみだと思うのですけれど、そういう楽しみを味わうことの出来る場所でありたいですね。
ひなたぼっこに行けばほっとする、楽しい気分になる、といったような。


何かそのために心がけていることってありますか?

関わる人を増やしたいですね、アーティストやお客さん、ボランティア、何でもいいんです。
私はそういう人を繋げていくのが好きなんです。いろんな人に会いたいんです。
あとは、皆さんにいろいろ意見を聞きたいんです。
見かけたら、どんどん声をかけてくださいね。

それと、来てくれた人に意外性や新しい発見を与えたいです。そういことも心がけていますし、喜びでもあります。


野望ってあります?

ひなたぼっこのような、障害のある人も一緒に働ける場所をどんどん増やしていきたいですね。
そうしていくことが、生きやすい環境が増えていくことでもありますし。


個人的な野望というか、夢は?

32歳までに結婚します!
1977年4月23日生まれなので、あと1年ですね。
花婿募集中で~す!


山本さんが好きなことってなんですか?

好きな食べものは、ビール、ピーナッツ、スイカが好きです。千葉県民ですから。
ビールは新商品が出たら試します。(笑)
あと、大学時代はスキー部で、体を動かすのが好きなので、週末は農業していますし、2日に1回、筋トレ生活をしています。
ジョギングも好きなんです。最近は時間がなくてなかなか走れないんですが、1度、ハーフマラソンにも挑戦しました。


よく行くお店ってあります?

韓国料理のGOMAMURAや駅前のチャールストンクラブ、カフェHygge、ISARA、タベルナ・カディスは大好きでよく行きます。
あと、Little Breads To Goと東船橋のシュガー・シャックには農園のベリーを卸しています。ぜひ行って下さいね。


好きなアーティストは?

船橋市本町通り商店街が、NPOと協働で行なっている「きらきら夢ひろば」というイベントがあるんですが、そこに来てもらっている現代美術家の門脇篤さんが大好きです。毛糸を使ったアートなど、まちと人を結ぶ作品がとても良いんです。

本日はありがとうございました。


プロフィール

2002年より、ちばMDエコネット事務局長
» ひなたぼっこ(ちばMDエコネット:ろこなび)
» ひなたぼっこ(オフィシャルサイト)
» (よしみ日記)


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