夢・一直線 輝く人、この指とまれ

名前 森川隆司 さん
プロフィール 株式会社ヒューマン・タッチ
代表取締役社長
臨床心理士

輝く人:森川隆司 さん(以下:MT)
聞き手:ろこなび(以下:ろこ)


どういうきっかけで臨床心理士を目指されたのでしょうか?

もともとは船乗りだったんです・・・。


えっ!?その職業からどういった経緯で心理学へ向かわれたのですか?

話すと長いのですが、子どもの頃はパイロットになりたかったんです。
しばらくすると、視力が悪いとパイロットにはなれないと知りまして。よく本屋で飛行機の雑誌を買っていたのですが、その脇に船の雑誌が置いてあるんですね。それに目が移り、今度は客船に乗りたくなったんです。船長さんですね。そして商船大学に進みました。
卒業後、商船会社に入りまして、航海士として世界を廻っていました。
3年くらい働きましたが、やはり客船に乗りたくて退社しました。しかし客船に乗ることは難しく、結局IT系のベンチャー企業に再就職しました。そこで働いているときに、1年間で同僚が3人辞めたんですね。辞めた理由というのが、精神的トラブルでした。家庭も子どももいる人たちが辞めていくわけですから、よっぽどのことだと思うのです。そのときに、会社の対応に疑問を持ちました。そこで、何か解決方法はないかと調べたんです。そうしたらEAP (Employee Assistance Program・・・従業員支援プログラム)というものがありまして。これだ、と。
そこから臨床心理士を目指しました。
まったく知識がない人間が勉強できて、受験資格を得るためには、大学院を卒業するしかないと思い、東京では数校しかない院の受験をするため、1年間働きながら予備校に通いました。
そしてやっとこさ大学院に滑り込みました。在学中から先生に紹介してもらい、企業に向けてEAPを提案する会社で働くようになりました。


すごい経緯ですね…。

船乗りから心理士に転向ですか。その後、どうして株式会社ヒューマン・タッチを立ち上げられたのでしょうか?

「EAPというのは、うつ状態の人を会社に復帰させるプログラムも含みますが、当然、企業のリスク回避の意味も込められています。企業側に目が向いたサービスとも言えるのですね。従業員の方の個別面談や、クリニックでのひきこもりや不登校の方のカウンセリングを通じて、私はただ純粋に、個別、個人への支援をしたいと思いました。そのことを行なうために、株式会社ヒューマン・タッチを立ち上げました。」


具体的にはどういうことをされていくのでしょうか?

先ほども言いましたが、
 ・個別、個人への支援
 ・フットワークの軽い、臨床心理士ネットワークの構築
ですね。
個別、個人への支援というのは、対人援助でして、引きこもり、不登校、ニートといった人たち本人とお母さんを対象としております。弊社では「こころの家庭教師」サービスになります。「心を元気に」「子どもたちの元気を取り戻す」ために、活動しております。


どういった理念をお持ちでしょうか?

基本理念は、「本来持っている力を引き出す」ですね。
患者さんと人生をずっと共に過ごすわけにはいかないので、本来持っている力を引き出し、自立することを支援いたします。そうして社会に参加していってもらうと。


患者さんが自立されるときはやはりうれしいものでしょうね。

治療する側の喜びというのはあってはいけないと思うんです。治療を受けた側の人からは「そんな人もいたね」ぐらいに思ってもらえるのがいいですね。


目標はありますか?

まずは、「こころの家庭教師」を認知していただき、悩んでいるかたに利用していただきたいですね。
そうすることが、地域貢献、社会貢献になると思います。
こうした活動が浸透していったのちには、臨床心理士の職域を拡げることが目標ですね。


プロフィール

株式会社ヒューマン・タッチ
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臨床心理士
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